理事長からのお知らせ
気温差の激しい季節、涼しさを通り越して寒さを感じる朝もあります。体調管理には十分注意したいものです。
この件につきましては検討を重ねて来ましたが、前号でお知らせしました通り工事費の大幅な上昇が見込まれ、理事会にて1年延期することを決議致しました。
当初予算は約3億4千万円でしたが、諸費用高騰により約4億円を超える見通しとなり、この差額は当管理組合修繕積立金の1年分に相当します。
長期修繕計画によりますと今後は、高圧ケーブル更新工事におよそ8,700万円、埋設給排水管更新工事に約5,000万円等が計上されています。
修繕積立金につきましても改めて検討が必要と思われます。この件につきましては3ページをご覧ください。
第39期第6回 理事会の報告
10月12日(土)午前9時から12時まで管理センター2階にて、第39期第6回理事会が開催されました。
出席者:理事5名、監事1名、ホームライフ管理より河城氏、小島氏、西島氏、宮川氏(注:河城氏の異動にともない宮川氏が後任に着任しました)
会議の冒頭、本日の断水原因と復旧予定について鎌田理事長から報告がありました。
1.月次報告
ホームライフ管理/河城氏より第39期2024年8月度の会計報告がありました。
次期繰越金は73,504,674円、借入金残高は175,571,295円、修繕積立金手持残高は207,681,502円です。
2.各委員会報告
植栽委員会
①木々が大きくなり高所作業が増えてきました。業者の選定や費用の見直しを検討します。
②9月20日と30日に中低木刈り込み作業としてテニスコート脇の刈り込みを実施しました。
営繕委員会
①管理センター前ふれあい広場とちびっこ広場のベンチ修繕をおこないました。板の張り替えと塗装です。
②建物北側各階の手すり磨き上げ清掃を継続しています。年内完了予定です。
環境・清掃委員会
・さまざまな注意喚起の掲示をしています。
①ごみの収集は2号館で分別が不十分でした。ルール通りに分別排出してください。
②1号館西側遊歩道階段付近でスズメバチを確認されました。通行は気をつけてください。
③立体駐車場の駐車スペースにタイヤや清掃用具を置かれている方がいらっしゃいます。契約上は車のみのスペースですので、そのほかの物品は撤去をお願いします。
④1号館西側斜面下側溝の清掃を行いました。あらたに蓋を設置し、落ち葉や土砂の落ち込みを予防します。
防災委員会
①9月14日に防災団訓練は防災団、自治会と管理組合共同で実施されました。
②11月30日には、自治会主催の防火・防災訓練が予定されています。
③今回の断水の経験から、日ごろの備えを見直す必要があります。
コミュニティーセンター運営委員会
①管理室と作業員休憩室のエアコンは故障・劣化のため新しいものと交換しました。
②スカイデッキの照明について、ふれあい・やすらぎ両側とも交換を予定します。
③船木委員長の転勤にともない、鎌田理事長が委員長兼務になりました。
今後はふれあい・やすらぎ両管理組合の理事長が1年交代で委員長を務めることとしました。
(規約細則第4章42条による)
3.大規模修繕工事について
今回はアドバイザーとして、増田氏、片寄氏、小林氏の出席を依頼しました。
大規模修繕工事委員会発足まで、理事会では理事とアドバイザーによる不定期の修繕検討会を開催し、意見交換をおこなっております。
- 第1回修繕検討会の報告(10月1日開催)
現状の長期修繕計画の見直しをしました。
工事費の高騰、工事職人の手配ができない状況と資金繰りについて検討しました。
① 工事時期の延期は屋上防水劣化の懸念があります。現在発生している漏水は屋上防水の劣化ではなくPC板のシーリング部分劣化とのこと。応急処置は実施済み。この対応であれば 1年程度の工事時期延期は妥当とされました。
② 資金繰りでの積立金不足が指摘されました。標準的な積立金は1㎡あたり255円のところ、当組合は163円と少ない状況です。なお、やすらぎの街管理組合は198円でした。この点からすると当組合の修繕積立金は十分とは言えない面があります。
③ 修繕内容として、外壁色、エレベータ内外装、エントランスホールおよび郵便受け、廊下階段パネルボード、旧ATM建物などについても検討していきます。 - 大規模修繕工事委員会の設置について
鎌田理事長から大規模修繕工事委員会設置の提案があり、理事会で承認しました。 - 大規模修繕時期の見直し
次期組合総会に議案上程し決議により決定されます。
工事時期は2026年秋とし、2024・2025年はその準備期間と致します。 - 長期修繕計画書の見直し
ホームライフ管理の小島氏から改めて長期修繕計画の策定について説明がありました。
① 長期修繕計画は組合員の共通認識として重要な役割があることと、原則物価上昇を見込んでいないので5年から10年ごとの見直しが必要です。
② 実際の工事は組合総会で決定されるので、長期修繕計画書の通り実施されるものではありません。
③ 計画書の最終年度に借入金残高があってはならないルールがあります。
このほか、水道給水方式について、「受水槽(加圧給水)方式」と「直結増圧給水方式」の説明がありました。
4.その他
(1)ちびっこ広場の遊具について
5月の第173号で詳報の通り、タイヤぶらんこが破損したため現在撤去しています。
現在、既設のブランコ枠を活用する方向で検討しています。支柱そのものがしっかり固定されていること、撤去するのに20万円以上必要になることなどがその理由です。再度業者からの提案を募っていますので、決定までもうしばらくお待ちください。
(2)駐車場契約期間の改定について
現在の駐車場契約更新期間は3年です。過去に3年毎に更新料を徴収していた経緯があり、そのままになっていました。これを1年毎自動更新に変更する改定を理事会で承認しました。11月の契約更新から適用します。今回の更新により、3年毎の契約書の取り交わしはなくなります。
また、新たに、車両以外の備品等を置かないことを契約書に明記することと、オートゲートリモコン借用書にリコモン紛失時の補償額を明記することが承認されました。
駐車場契約者には近く契約更新書面が配布されます。ご提出ご協力をお願いします。
改定管理規約集が間もなく配布されます。
よくお読みいただきお手元に大切に保管されますようお願いいたします。
ご家族の緊急連絡先届のご協力ありがとうございました。
未提出の方には個別にご連絡させていただいています。至急ご提出願います。